こんにちは、Wanderlust Writerです。寒くなってきたこの時期には、遠くの暖かい場所に思いを馳せずにはいられないでしょう。そこで今回は、日本からも比較的アクセスが良く、まだ多くの旅行者には知られていないベトナムの秘境をご紹介します。
首都ハノイから南に約300km、人口わずか数千人の小さな街、フエイアンへの一人旅を送ってきました。この地は、ベトナムの田舎の生活と精神を最も深く体験できる場所の一つで、その美しさと静けさはまさに絶景です。
フエイアンへのアクセスは、ハノイからバスまたは飛行機で約30分です。田園地帯の中に広がる小さな街に着くと、まるで時間がゆっくりと流れているかのような感覚になります。
初めての訪問でしたが、早速、ベトナムの伝統的な布を手間をかけて織りながら笑顔で語りかけてくれる地元の人々に出会いました。彼らと過ごすやさしい時間は、心をほぐし、日常の喧騒から解放してくれます。
宿泊先は、町から少し離れた場所にある一軒家です。それは「Pho Co Homestay」という名前の民宿で、ホストのNgocさんが慎重に選んだアンティーク家具と、ベトナムの伝統的な装飾品で美しく装飾されています。ここでは地元の素材を使用した美味しい手料理が提供され、Ngocさんとその家族の暖かさに包まれて一日を過ごしました。
長い一日の終わりには、鮮やかなオレンジ色の夕日が田園風景を浸します。初めて海外で一人で過ごす夜は、言葉が通じない不安もありつつ、しかし新たな世界に足を踏み入れる興奮がありました。
フエイアンに来て一番感じたのは、他のどこにもない、「時間」への敬意です。その日常生活で彼らが大切にするのは、「時間」を味わうこと。一見何も起こっていないかのように見える日常の中でも、彼らは時間を楽しんでいます。そのことから、我々も旅行中に「時間」を大切にし、旅行先の人々や風景を真剣に経験しようと思います。
この旅行は私たちが何を大切にするべきか、何を求めて旅行をするか、そして何を楽しむべきかということを教えてくれました。フエイアンで過ごした時間は、私たちに、「旅行」とは新たな文化や風景を経験するだけでなく、自身を見つめ直し、自身の一部を発見することであるということを教えてくれました。
みなさんも、次の旅行が何であれ、その旅行を通じて自己探求の旅をすることをおすすめします。そしてきっと、「旅」とは個々の発見であり、新たな自分自身の発見の場であるということを実感するはずです。今回の旅行レポートが、みなさんの次の旅行先選びの一助になれば幸いです。
次回はロイヤルブルーカンボジア、再発見する喜びについてお話しします。Stay tuned!
それでは、Wanderlust Writerが今回も皆さんの旅の参考になれば幸いです。安全な旅を!またお会いしましょう!
コメント