こんにちは、ママコです。今日も「ママとパパの子育て日記」へどうもありがとうございます。これらのページを通じて、あなたが与えられた子育てという甘美なる課題に対する視点が少しでも広がればと思っています。
まずは、先日娘のユウミがとんでもないことを言いました。「ママー、わたしーニンジンきらいになっちゃったー」と。「ええっ?でも昨日まで大好きだったじゃない?」と驚足もがきする私に、ユウミはこの一言。「だってー、にんじんって、うさぎさんにもっていかれちゃうの。」
そして私たち夫婦に浮かび上がったのは、子育てとは何か、という根源的な質問でした。ユウミがニンジンを嫌いになった理由は、親としてどう対処すればよいのか、そして何がユウミにとって最善なのか。我が家の挑戦はそこから始まりました。
我々はここで何を学んだのですか?それは、子供の成長という大きな流れのなかで、「自分たちの思い通りにならないこと」への対応力を養う事の重要性です。それはたぶん、「子育ての本質」に通じる道かもしれません。
我が家では、規則や予定は常に変わるものと捉え、そこに柔軟性を持って対応することを心がけています。そして何より、子供たちが現在進行形で感じ、考え、成長することを大切にしています。それは、きっと子供たちにとって最適な学びとなるのでしょう。
さて、私たちはどうしたでしょうか。
ユウミには「うさぎさんがどうしようもなくニンジンが好きだから、一緒に分けてあげるんだよ」と伝えました。あるいは、「ニンジンだけでなく、たくさんの色々な野菜も体にいいから、バランス良く取ろうね」とも。
結果として、ユウミはニンジンを食べ続ける道を選びました。そして我々夫婦は、「子供が突然ニンジンを嫌いになった理由」から始まったこの旅を通じて、新たな育児の視点を得ることができました。
子育ては一日一日が冒険です。予測不能な出来事に直面しながらも、それこそが子供が成長する瞬間であり、自己を見つめ直す最高の機会でもあるのです。その途中で我々は、子供たちにとって本当に必要なことを見つける力を身につけていきます。
この閉じる前に、皆さんに一つお伝えしたいことがあります。それは、「子育ては、評価するものではなく、体験するもの」だということ。頑張っているあなたへ、それ位しか伝えられないかもしれませんが、育児の真相は、いつも自分自身の中にあるのです。
あなたが今抱えている悩みや困難、それは子育ての旅の一部です。それを抱きしめ、子供たちと一緒にその経験を共有しましょう。言葉にならない思いや感情も、その中にはきっと含まれています。それが「子育て」なのだと、私は信じています。
そして、最後に。我が家の子育て日記をお読みいただき、本当にありがとうございました。大切なあなたの子育ての旅路が、愛と発見に満ちたものでありますように。
次回もぜひ「ママとパパの子育て日記」で、お待ちしております。
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